【実話】携帯ショップ店員をやっていて良かったこと【auショップ】

【実話】携帯ショップ店員をやっていて良かったこと【auショップ】

公開日 2018年2月9日 最終更新日 2021年9月8日

こんにちは!英雄太郎です!

本日は、私が5年間携帯ショップ店員をやってきて良かったと感じたことを書いていきます!

これから携帯ショップで働こうと考えている方、現在働いている方の参考になればいいなと思います!

私が実際に働いていた会社、お店のことを中心に書きますので、全国すべてのショップに当てはまるわけではありません…悪しからず。

携帯ショップ店員になったキッカケ

私は文系で、4年制大学を卒業しました。就職活動を始めたころ、自分にはやりたいことが特にないことに気が付きました。

そこで、「とりあえず人の役に立つ仕事をやろう」と考え、就職サイトを見ていました。

正直に言って大手商社などの難関面接を受ける気にもなれなかったし、いわゆる「意識高い系」の人たちが苦手だったので、自分の手の届きそうな企業を中心に探していました。

そこで出会ったのが、就職した会社です。携帯ショップを運営している代理店会社でした。

つまり、就職したのは「なんとなく」です。

実際に携帯ショップで働いている人は「なんとなく」の人が多いのではないでしょうか。

理由なんてなくてもいいと思います。

大事なのは働き始めてからです。

携帯ショップ店員をやっていて良かったこと

実際に働いてみて良かったことを列挙していきます!

給料が高い

これはおそらく20代前半~後半の平均年収に比べて、という意味になります。
理由としては、携帯ショップはとにかく残業が多いです。みなし残業30時間ほど入っている基本給でしたが、それ以外にも残業代だけで毎月5万前後稼いでいました。2021年現在は、働き方改革の煽りやコロナ禍での来店制限に伴い、残業ゼロ店舗も多くなってきたようです。それによって「給料が減った」と嘆いている元同僚もいました。

それ以外にもインセンティブが豊富なので、営業成績が良ければ良いほど給料が高くなります。
一時期は自分の店舗の店長よりも給料が高かったときもありました。

実際の年収をあげると、25歳で450万でした。
この時期はまわりの友達よりも給与が高かったので、優越感を感じていましたが、年齢が上がっていくにつれてまわりは出世して給与が上がっていくのに、自分はほとんど上がりませんでした。

携帯ショップは若いうちから稼げますが、年齢や経験に伴う昇給は一般企業に比べてかなり低いです。
理由は管理職になるとインセンティブがつかなくなるからです。マネージャーや課長クラスになると残業代もつかなくなります。

接客力が身につく

私の経験上、言葉遣いや所作など、最も丁寧な対応を必要とする仕事はホテルなどのコンシェルジュだと思いますが、携帯ショップの店員もそれに準ずるくらいの接客を求められます。
敬語の使い方はもちろんですが、見た目の清潔感、お辞儀の角度、案内する際の手の指し示し方などチェック項目がいくつもあります。

私が勤めていた会社では3か月に1回ほど服装検査がありました。
頭髪の色が明るくなっていないか、スーツ・制服をきちんと着用しているかなど、チェックされるのです。(中学の校則かよ・・・)と思ったりもしましたが、接客をする上で見た目は重要です。

また、言葉遣い一つとってもきちんと敬語が使えるスタッフとそうでないスタッフとでは、明らかに獲得に差が出ます。お客様の信頼を勝ち取ることができるかどうかが鍵なのです。

携帯ショップ店員をしていると、自然と「人に好かれる・気に入られる話し方や所作」が身に付きます。

携帯関連に詳しくなる

これは当たり前ですが、全くなにも知らなかった人でもかなり詳しくなります。

携帯の操作、プランだけでなく、裏技的なことや家のインターネット環境についても詳しくなります。

お客様だけでなく、友人や家族が困っているときに助けてあげることができるようになり、「人の役に立てるようになったな」と感じました。

営業力が身につく

携帯ショップには山ほどの提案商材があります。例えば、タブレット、SDカード、スマホケースなどやキャリアが出しているクレジットカードやポイントカードなどです。
そういった商材はお客様から「欲しい」と言われて販売するケースはレアケースです。スタッフが提案しなければ売れません。

そこで試行錯誤しながら自分なりの提案方法を考え、手続きの流れのなかでお客様に提案をします。

この提案こそが営業そのものです。

携帯ショップの仕事として最も重要といえるのが、この営業なのです!

私の場合、営業力が認められたのか、他の会社から引き抜きの連絡をもらったこともあります。
また、携帯ショップ店員から保険営業やPCメーカーの営業に転職した元同僚もいます。

未経験、知識ゼロから始めた携帯ショップ店員で、こんなにも営業力が身につくとは思いませんでした。

まとめ

私が挙げた「携帯ショップ店員をやっていてよかったこと」の中で、一番良かったと思うことはズバリ「営業力が身についた」ことです。

自分に自信もつきました。営業力はどんな場面でも本当に役に立ちます。

実際には大変なこともたくさんありますが、確実に自分の成長につながったと思います。

今、携帯ショップで働くか迷っている方がいたら、迷わず「やってみな!」と背中を押します。

きっとあなたの未来の役に立ちますよ!

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