公開日 2018年1月14日 最終更新日 2021年9月6日
こんにちは!英雄太郎です!
現在携帯ショップで働いている皆様、お疲れ様です。
これから携帯ショップで働こうか考えている皆様、お疲れ様です。
携帯ショップスタッフという仕事を選び、どれくらい続けていけるのか、年収はどのくらいなのか。気になりますよね。
携帯ショップスタッフの未来は安泰なのか!?徹底検証します!
auショップ店員の給与
既に働かれている方、働こうと思っている方は気になる部分だと思います。
以前の記事にも書きましたが、給与形態は代理店によって違います。さらに言うと、派遣であったりアウトソーシング的な入店であったりと、ショップとの関わり方も多岐にわたります。
なので今回の紹介はあくまでも私個人の給与ということでご紹介させていただきます。
今回はauショップの話になりますが、DoCoMoやSoftbankなどの他キャリアとの差はそんなにないとは思います。
私の就業期間は約5年で、最終月の金額はこんな感じでした。※2018年実績です。
基本給 165,870円
役職手当 46,529円
資格手当 10,000円
残業手当 32,100円
通勤手当 5,170円
合計 259,679円
こんな感じです。
役職手当というのは店長やマネージャー職などの階級であったり、働いた年数により上がっていく部分です。
資格手当に関しては、以前の記事でも取り上げたKDDIが扱っている資格を持っているかどうかで決まります。
税金もろもろ引かれると22万円前後くらいが手取りです。
さらに私のいた会社は賞与が年2回、成績に応じて支給され、これが約30万から50万くらい。
ということで年収はトータル420万円前後くらいでした。
どうでしょう?高く感じますか?安く感じますか?
当時の年齢での平均年収を調べたところ、平均よりは数十万円ほど上でした。
ちなみに私のいた会社の給料は業界内でも高い方だといわれていました。
auショップ5年勤務してみての実感
私は正直、仕事量に対し給与は少なかったなと感じています。
5年働きましたが給与はほぼ変わってないです。
1年目当時は周りの友達らと比べると高い給料もらってるな~という感覚ありましたが、気づいたら段々抜かされていったという感じです。
そして給料が少ないと考える要因の一つが、最近厳しくなってきている、情報漏えいやデータの取り扱いについてです。
人の生死には関わりませんが、取り返しのつかない事態に陥るリスクが非常に大きい、これに尽きると思います。
とにかく気を抜いて仕事をしているとうっかりミスなんてことは大いにあり得ます。
どこの会社でもこういったことはあるとは思いますが
当時の同僚で個人情報系のミスで減給されたり、出世コース外されたりと、最悪の場合は解雇というケースが普通にいました・・・要は会社が守ってくれない事態が起こりうるということですね。
お客様対応は、テーブルに着いたら1対1の個々の関わりです。そして相手の名前から住所から様々な個人情報が見れます。コンビニやレストランのような刹那的な接客ではない以上、自分で負わなければならない責任もそれなりに大きいということです。
お客様からしたら、私たちauショップの店員はKDDIの人間です。もしKDDIのサービスや仕組みで悪いところがあったとしても個人として責められるなんてこともしょっちゅうあります。→これについてはコチラの記事をチェック!クレーム対応マニュアル
ただ悪いことばかりではなく、操作説明をしてあげたり相手の立場に立ったサポートをすると本当に感謝され、お客様との関係性が密になっていく経験もできます。
やりがいをもって働いている人もたくさんいたので、ピンときた方にはオススメです。
ちなみに私はこの仕事をきっかけに独立できたのでとても感謝しています(笑)
あ、あと余談ですが同僚の女性で年齢を重ねていくと制服を着て接客するのがキツイと言っている方もいました(笑)たしかに三十路過ぎの制服・・・うーん、どうなんでしょう(笑)
業界の傾向
先ほどは個人的な、携帯ショップに対する個人的な意見を書きましたが、業界的に見た今後の傾向もお伝えします。(2018年1月実績)
少し昔話をしますが、一昔前(1990年代後半頃)まだ携帯が普及しきれていない時代は、ガラケーを投げ売りしていました。機種変更をする際に「0円機種」というものを目にしたことがある方もいるはずです!(たぶんアラサーの方だと思いますが笑)
つまり、待っていてもお客様が来るという状態。
この頃は携帯業界がバブルで、女性に関してはCAさんに次ぐ人気職業で、女性の働きたい職場ランキング上位に食い込むほど人気職でした。可愛い制服が着られる時給のいいお仕事、そんなイメージでした。今とは状況が違うため、茶髪や長い付け爪などリテラシーの低いスタッフが普通にショップ店員をやっていました。
そのため、携帯ショップはバンバン増え、働き口も多くあったのが当時の状況でした。
働き口が多いことに関しては今もそんなには変わりませんが、代理店レベルで言うと新規参入はもうほぼ不可能な状況となっています。
そして昨今問題になっているのは、店舗の縮小化です。
前項でも取り上げた、情報事故や不正など、問題の大きさによっては一発で店舗は潰れます。
そして成績、お客様からの評価が低い店舗も経営が難しくなってくる仕組みに変わってきています。
au、DoCoMo、Softbankのメインキャリア3社に関しては、キャリアショップが既に全国にあり、飽和状態です。市町村に一つ、エリアに一つは必ずショップがある時代です。
つまり、質の低いお店は、潰れるもしくは大きな代理店に吸収されていきます。
大きな代理店は上記のような個人情報絡みの事故かTwitterでスタッフがお客様のスマホをいたずらする画像を載せるなどのバカなアクシデントがない限り、潰れることはないでしょう。
また、最近の携帯業界はサービス面の向上にシフトしてきています。
なので当然この世界で生きていくためには末端のスタッフ自体も質を上げていかなければならなくなってくるということです。
サービス業はどこもそうですが、CS(Customer Satisfaction)向上を目指す傾向になってくるということですね。
一昔前のようにリテラシーの低いスタッフは働けなくなってきています。
私の結論は以下の通りです。
まとめ
いかがでしたか?今回は私の実際の年収や体験を元に、個人的な見解をまとめさせていただきました。
携帯ショップの仕事は3Kだと思っています。
K きつい(仕事内容を覚えるのが大変)
K 怖い(クレーム対応や個人情報保護)
K 給料高い(都内だと時給1800円もあり得ます)
で、3Kです。
それなりにリスクはありますが、給料は高く、そして特別な知識や経験は必要ありません。やる気と一般常識とコミュニケーション脳力があればOK!つまりは、お客様に感じよく接することができればOKです。
私はこの仕事を経験したことを誇りに思いますし、今の自分があるのもこの仕事のおかげだと思っています。
携帯販売を通じて、きっとあなたにもそんな未来が待っているはず・・・
信じるか信じないかは、あなた次第です!笑