公開日 2019年1月15日 最終更新日 2021年9月7日
こんにちは!英雄太郎です!
最近は様々な機器に「アシスタントAI」が搭載されるようになりましたよね。
PCやスマホだけでなく、スピーカーやスマートウォッチ、家電や自動車にまで搭載されています。
今回はなかでも有名なアシスタントAIを徹底比較してみました!
これから買おうと思っている方はぜひ参考にしてくださいね。
アシスタントAIの種類
まずは有名なアシスタントAIの種類を挙げてみましょう。
Siri(Apple)
言わずと知れた、AppleのiOS搭載のアシスタントAI。
iPhone,iPadなどに搭載されており、ホームボタンを長押し、または「Hey!Siri」と音声で呼びかけると起動する。
「Siriに聞いてはいけないこと」などの都市伝説も多く、受け答えが特殊で話題になっている。
Google Assistant(Google)
Google社が提供するアシスタントAI。
Android端末やスマートスピーカー(Google Home)に搭載されている。
※スマホ搭載のものとGoogle Home搭載のものとは仕様が異なるらしい。
こちらもホームボタンを長押し、もしくは「OK!Google」と音声で呼びかけると起動する。
冗談にもチャーミングに返答する。
Alexa(Amazon)
最近CMでよく見かける「アレクサ」は、Amazonが提供するスマートスピーカー搭載のアシスタントAI。
こちらも最近は「アレクサの怖い動画」といったものが流行っており、都市伝説化してきている。
「アレクサ」と呼びかけると起動する。
性能が高いのはどれ?
上記3つのアシスタントAIで、性能が高いのはどれなのでしょうか。
アメリカの投資会社で、2018年12月にAIアシスタントを搭載するスマートスピーカーが質問をどの程度正確に認識し、回答できるかの比較テストを行ったそうですが、その結果がこちら。
正答率(質問に対しての適切な回答) | 認識率(質問内容の理解度) | |
Google Assistant | 87.9% | 100% |
Siri | 74.6% | 99.6% |
Alexa | 72.5% | 99.0% |
参考:https://loupventures.com/annual-smart-speaker-iq-test/
これを見ると、現状はGoogle Assistantの一人勝ちですね。
質問内容を正しく認識することにおいては、100%という素晴らしい結果を叩きだしています。さらに、回答の正確さに於いてもSiriに13ポイント差で勝っています。
ただ、同じテストを2017年に実施した際にはGoogleが81%、Siriが52%、Alexaが64%という結果だったので、この1年でSiriが目覚ましく成長したということがわかります。
アシスタントAIにできること/できないこと
では、それぞれのアシスタントAIにできることとできないことを見てみましょう。
Siri | Google Assistant | Alexa | |
通話 | 〇 | ○ | 〇 |
メッセージ | 〇 | 〇 | 〇 |
天気 | 〇 | 〇 | 〇 |
地図(~までの行き方を教えて) | 〇 | 〇 | △ |
音楽(~の曲をかけて) | 〇 | 〇 | 〇 |
検索(~について教えて) | 〇 | 〇 | 〇 |
家電操作(電気つけて) | 〇 | 〇 | 〇 |
動画(Youtubeなど) | 〇 | 〇 | 〇 |
ショッピング | × | △ | 〇 |
Siriの特徴
Siriは基本的にモバイルデバイス(iPhoneやiPad)に搭載されているので、ほとんどのことが得意です。要件を伝えると、すぐに反応します。
ただし、LINEの操作はできません。メッセージはSMSで送信されます。
HomeKitアクセサリを設定すれば、家電と連携して電気を消したりすることもできます。
唯一できないのが、ショッピング。
「Hey!Siri 化粧品が欲しいんだけど」と呼びかけると、近くのドラッグストアや無印良品店などを紹介してきます。
あくまでも売っている場所を紹介するだけで、オンラインストアなどに繋がることはありません。
これはAppleが提供しているオンラインストアがないからでしょう。
Google Assistantの特徴
Google AssistantもAndroid端末などに搭載されているため、ほとんどのことができますが、通話に関してはAndroid版のみ対応で、Homeのほうは対応していません。Google Homeアプリから連携を取れば、Homeのほうからでも通話が可能になりました!
また、LINEの操作に関してもSiri同様に対応していないようです。
また、ショッピングに関しては、「OK!Google 化粧品が欲しいんだけど」と言うと「それについてはできません」と言われました。
次に「シャンプーを買いたい」と言うと、楽天やAmazonのサイトで関連ページを提示してきました。
ネットショッピングサイトを提示してくれるあたり、Siriよりも柔軟ですね。
Alexaの特徴
上記2つに比べ、まだまだ歴史が短いAlexaは基本的な会話の「天気を教えて」や「今日のニュースを教えて」などは認識できますが、ちょっと言い方が違ったりするとうまく反応してくれません。
ただ、経路案内以外はほぼすべてのことに対応しており、これからのアップデートに期待ですね!
特に他のAIが不得意とするショッピングに関しては、Amazonとの連携により声だけで注文を完了させることができるスグレモノ!
「マニキュアはいくらですか?」と質問すると「マニキュアのトップ検索結果は、Beurer Electric Manicure&Pedicure Kitです。Amazonでは59ドルです。それを買いますか?」と言ってきます。
同じ質問をGoogle Assistantに投げかけると「平均して、基本的なマニキュアはおよそ20ドルかかるでしょう。しかし、アクリル、ジェル、シェラック、チップなしのような特別な種類のマニキュアは、サロンにもよりますが、約20ドルから50ドルの範囲です。」という相対的な回答をしてきます。
この結果からも、Alexaがオンラインショッピングを得意とすることがよくわかります。
まとめ
いかがですか?
この表を参考に、ご自分の用途に合ったAIを選んでみてくださいね!
因みにスマートスピーカーについてはこんな動画も見つけました!
参考にしてもいいかもしれませんね!!
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